「紗和の夢ってさ、なに??」


しばらくして、ノートを写し終わったらしい拓徒が言った。


「ん~・・・
まだあんまりきめてないかなぁ」




拓徒??


なにが、したいの??



「拓徒は??」



「ん??
俺の夢は・・・」



拓徒は言葉を詰まらせた。