「津久井先輩」 【完】






‪‪𓂃 𓈒𓏸◌‬



津久井先輩へ


ご卒業おめでとうございます。


今、お手紙を書こうと思ったのは明日の卒業式でもしかしたら私は泣いてしまって自分の気持ちを上手く話せないかもしれないと思ったからです。

もし、嫌な気持ちにさせてしまったらビリビリに破いて捨ててください。

だけど、きっと優しい先輩のことだから最後まで読んでくれるんだろうなって、そう甘えてしまいますね。


私は津久井先輩の事が本当に本当に大好きでした。

今でも初めて見た瞬間を覚えています。初めて告白して振られて、だけど諦めきれなかったこの二年間、私は本当に先輩だけを想っていました。追いかけていました。

先輩からしたら執拗い後輩だなって思った事もあったでしょうけど、それでもいつも私は先輩の優しさに甘えてしまいました。

二年間、私の高校生は先輩のおかげで充実していました。キラキラ輝いていました。
苦しくてどうしようもなくなって泣いた事もあったけど、それでも輝いていました。


この一ヶ月間、メッセージアプリでのやり取りはあってもお手紙を書くことはこれが初めてなのでとても緊張しちゃいますけど、きっとヘタクソな文章で言いたい事の半分も伝わっていないかもしれないですけど、一番伝えたい気持ちが伝わっていればいいかなってそう思います。



いつか、どこかで偶然会うことが出来たらその時は「津久井先輩の事、大好きでした」って、笑顔で言わせてください。



先輩、好きでいさせてくれてありがとうございました。


大好きです。



柚葉より。



‪‪𓂃 𓈒𓏸◌‬