~陽太side~
陽太「姫、ちょっと来て」
僕はそう言って、姫と一緒に「ある場所」に向かった。
そこは、学校の屋上だった。
陽太「姫、覚えてる?」
姫「うん」
ここは、姫が僕に告白してくれた場所だった。
だから、僕はこの屋上が学校で一番好きだった。
僕は、姫を屋上の中央に連れて行った。
陽太「姫」
僕はそう言い、ひざまづいた。
姫は何も言わずに黙って僕を見ていた。
しっかりと姫の目を見て、僕は右手を差し出して言った。
陽太「姫、僕は姫の事が大好きだ。 高校でも絶対に幸せにするから、高校も僕と付き合ってほしい。」
姫はしばらく黙っていた。
だが、、。
姫「、、、、はい」
姫は微笑んでそう言い、僕が差し出していた右手を握った。
僕は立ち上がって、姫を抱きしめた。
陽太「姫、大好きだよ」
姫「私も大好きだよ」
僕は、姫の唇にキスをした。

その後、僕たちは黒たちと合流し、聖NS学園を旅立った。