~姫side~
式は進み、副校長先生が「卒業生、退場」と言った。
私たちは、保護者、先生、在校生の拍手に送られて、退場し、教室に戻った。
教室に戻って、最後のHRをした。
ほとんどの人が泣いていた。

私と陽太が教室を出ようとしたとき、担任の先生に呼び止められた。
先生「お前ら、あんなのを数日間でどうやってやったんだ?」
陽太「お互いに協力して頑張りました。」
先生「そうか。」
先生「でも、姫がやり切ったのには、先生すごく感動したよ」
姫「え、、?」
先生「中1と中2の時の姫は、ずっと人見知りで前に出ようとしなかったのに、、中3になってから凄く人前に出るようになったな」
姫「ありがとう、、、ございます!」
陽太「よかったな、姫」
姫「陽太がいてくれたからだよ、、」
先生「そういや、2人共、進学先一緒なんだってなw」
姫「え、そうですけど、、」
先生「陽太、これからも姫を支えてやってくれよ?」
陽太「もちろんです。 言われなくてもそのつもりです。」
私は顔が真っ赤になった。
陽太&先生「ww」
先生「じゃ、またな」
姫&陽太「3年間お世話になりました! ありがとうございました!」
先生「おう! 早く校庭行って、花道通りに行くぞ!w」
姫「忘れてたっ!w」
陽太「行こう、姫」
私たちと先生は、慌てて校庭に行った。