後輩くん、本性注意。

「あ、ちなみに豚のこま切れが好きです。安くてやわらかくて、おいしいんですよ?」


い、いや後輩くん。フツーにスルーしないで・・・?


「じゃ、じゃあ続きは?」

「・・・サラダとチーズで終わり・・・ですけど」

「くっ・・・認めたぁないけど・・・負けたわ」



・・・何に⁉



みっちゃんがダン、と机に両手をつき、その長い髪が落ちる。

髪の揺れ方がモデルさんみたいで、思わずみとれてしまった。


そしてそんなみっちゃんの目の前には、二段弁当が二つ。


よくそんなに食べれるなぁ。

自分が小食みたいに見えてくるけど、決してそうじゃないはずだ。


今日は例外だし・・・!



「・・・話ずれてますけど。先輩、それでたりるんですか?」


一人で納得してたら、後輩くんにひょいっと話を戻された。


・・・あ。


「・・・正直いうと、ちょっぴりお腹すいてる」



はい。正直に言います。

嘘つきは良くないっていうしね。



「えー。さっき空いてん言ったやない」


「そういうこと言わないんですよ。早く座ってパン食べてください」


「後輩にそういうこと言われるとイヤやわぁ・・・」