隣に置かれていた同じくふかふかの抱き枕にも抱きついた。 「あースベスベ、この触り心地の良さ。もう寝てしまいたい。」 スベスベふかふかベットと抱き枕に覆われ、全身柔らかい感覚に包まれる。 制服のままだがもう、そのまま寝てしまおうと思ったその時。 「ゆーりちゃん、制服のまま寝たらシャツにシワがついちゃうよ。」 ここに存在してはいけないヤツの声が、窓の入り口付近から聞こえた。 (ん・・・・・?) ・・・・・・・