短い悲鳴をあげてギィギィとロボットのようにして後ろを振り返る。 「会いにきちゃった♡」 そこには予想通り、爽やかな笑顔を振り撒きご帯にハートマークをつけながら話す、幼馴染――――――恋の姿が。 (「会いにきちゃった♡」じゃ、ない!!!!) ど、どうしてバレて・・・・・・っ! 突然のことに理解が追いつかない百合は、目を見開いて口を開けたり閉じたりを繰り返えす。