いつもより豪華な夕飯を済ませ、俺は早々に部屋にこもる。
そして、日記を書く。
女々しいかもしれないが、これがいつもの俺のルーティーンだ。
日記には今日あった出来事や、部活の反省などを書く。
そして毎年4月1日は、
夢で見たことを鮮明に記録する。
俺は日記を書き終えて、スマホで動画を見る。
しばらく経って「裕也、風呂空いたぞ」と父の声が聞こえる。
俺はそれを聞いて風呂へ向かう。
風呂で今日の疲れを癒し、歯を磨き、髪を乾かす。
そして部屋へ戻って布団に入ろうとした
その時、隣の家から「ガラガラ」と窓が空くような音がした。
俺はその音につられるかのようにベランダに出た。
隣の家のベランダにいたのは夏稀だった。
彼女はいつもこの時間、ベランダに出て風にあたりに来る。
「裕也、お疲れ様。誕生日パーティーはした?」
夏稀が言う。
「いやパーティーって程じゃねぇよ、まあ飯はいつもより豪華だったな。」
俺がそう返すと夏稀は「感謝しなきゃね」と微笑んだ。
この時間は最初のちょっとした会話以降は特に何も話さない。
夏稀はこの時、たまにスケッチブックを持ってくる。
今日は持ってきているようだった。
夏稀は鉛筆とスケッチブックが擦れる音を立てながら、何かを描いているようだ。
俺は特に何を書いているかは聞かない。
ただ、時折真剣な表情を眺めながら時間を共有するだけだった。
大体23時頃になると、「そろそろ寝なきゃだね」と夏稀が言う。
「そうだな、明日はなんか用事あるのか?」
俺が聞く。
「特にないけど。明日は部活もないしおうちの予定もないから。」
と夏稀は言う。
「そうか」
と俺は返す。
しばらくの沈黙が、波の音を際立てる。
そして夏稀はくるりと回って俺に背を向けた。
「裕也は練習で疲れてるだろうから、明日はゆっくり休んでね。じゃあ、おやすみ」
夏稀が言うので、「おう、おやすみ」と俺は言う。
明日は言う通りよく休もうと思って自室に入り、布団に潜り込んだ。
目を閉じて思い出す。
夢で見た光景を。
波に飲み込まれそうな彼女の姿を。
俺はその光景から逃げたくなって、寝返りをうった。
そう繰り返すうちに、俺は眠りについた。
そして、日記を書く。
女々しいかもしれないが、これがいつもの俺のルーティーンだ。
日記には今日あった出来事や、部活の反省などを書く。
そして毎年4月1日は、
夢で見たことを鮮明に記録する。
俺は日記を書き終えて、スマホで動画を見る。
しばらく経って「裕也、風呂空いたぞ」と父の声が聞こえる。
俺はそれを聞いて風呂へ向かう。
風呂で今日の疲れを癒し、歯を磨き、髪を乾かす。
そして部屋へ戻って布団に入ろうとした
その時、隣の家から「ガラガラ」と窓が空くような音がした。
俺はその音につられるかのようにベランダに出た。
隣の家のベランダにいたのは夏稀だった。
彼女はいつもこの時間、ベランダに出て風にあたりに来る。
「裕也、お疲れ様。誕生日パーティーはした?」
夏稀が言う。
「いやパーティーって程じゃねぇよ、まあ飯はいつもより豪華だったな。」
俺がそう返すと夏稀は「感謝しなきゃね」と微笑んだ。
この時間は最初のちょっとした会話以降は特に何も話さない。
夏稀はこの時、たまにスケッチブックを持ってくる。
今日は持ってきているようだった。
夏稀は鉛筆とスケッチブックが擦れる音を立てながら、何かを描いているようだ。
俺は特に何を書いているかは聞かない。
ただ、時折真剣な表情を眺めながら時間を共有するだけだった。
大体23時頃になると、「そろそろ寝なきゃだね」と夏稀が言う。
「そうだな、明日はなんか用事あるのか?」
俺が聞く。
「特にないけど。明日は部活もないしおうちの予定もないから。」
と夏稀は言う。
「そうか」
と俺は返す。
しばらくの沈黙が、波の音を際立てる。
そして夏稀はくるりと回って俺に背を向けた。
「裕也は練習で疲れてるだろうから、明日はゆっくり休んでね。じゃあ、おやすみ」
夏稀が言うので、「おう、おやすみ」と俺は言う。
明日は言う通りよく休もうと思って自室に入り、布団に潜り込んだ。
目を閉じて思い出す。
夢で見た光景を。
波に飲み込まれそうな彼女の姿を。
俺はその光景から逃げたくなって、寝返りをうった。
そう繰り返すうちに、俺は眠りについた。
