世界が終わる日に、俺は君の手を握る。

買い物を済まして、私たちは裕也たちがいる階段へ向かった。

「おっまたせー!」

「遅せぇよー!もう食い切っちまったわ!」

「えぇ〜!待っててって言ったじゃん!」

嘉凛ちゃんと高光くんが言い合う。

「そうなると思って、差し入れ買ってきましたよ。みんなで食べましょ」

そう佳世ちゃんがポテトチップスを広げる。

「うっひょー!!かよちゃんマジ神!!天使ー!!」

高光くんは興奮気味に目を光らせて喜んでいる。

男子達は「ありがとうございまーす」と、拝むようにポテトチップスをつまむ。

会話は弾む。

部活の話、
家族の話、
夢の話、
恋の話。

いつも通りのメンバーと、会話のテンポ。
とても心地よい空気感。
私には贅沢だと感じるくらいだ。