あれから、何日か過ぎ卒業式の日になった

流下に告白出来るように、髪型とかメイクとかも完璧にしたからいいはず

「卒業おめでとうございます!」

後輩のこと思われる子が、花束をくれた

「ありがとうございます。大切にするね!」

「はい!こちらこそありがとうございます!」

それに続いていろんなひとがきた

「卒業おめでとうございます。」

「あっありがとうございます…」

なんでこんなに…手がふさがっちゃっている

「小実!」

この声は

「流下!」

久しぶりにまともに顔を見れた…

流下のことが好きだと自覚してから、まともに顔を見れなかったから…

「ちょっと話があるから来て」