「小実行こ〜」

「うん!」

ゆうちゃんと一緒に食べる時は、人がいなさそうな学校の端にある教室で食べるんだ

だから、お話するには絶好の場所で、私とゆうちゃんの秘密の場所

なんかいいよね。秘密の場所

「今日の弁当小実は、タコさんウインナーがメイン?」

「うん、タコさんウインナーがメインだよ。ゆうちゃんは?」

「私は、ハンバーグかな~」

ハンバーグ!

美味しそう

「ふふ。そんなに食べたいんだったら、小実のタコさんウインナーと交換ね」

私が作ったタコさんウインナーと交換でハンバーグが食べれるなんて…

「うん!はい、あげる」

「待って!小実、他の子にこんなことしてないよね?」

こんなことって、あーんしていることかな?

「してないよ。ゆうちゃん限定!」

「そうか、良かった。もし、あいつにやっていたら…」

「ゆうちゃん?」

どうしたんだろう?

「ごめんごめん。それより、私達の卒業まであと少ししかないよ」

「そうだね。ゆうちゃんは、どこの大学行くの?」

大学は、ゆうちゃんとはなはれちゃうのかな?

それは、寂しいな