そして入学式が終わり、再び教室へと戻った。
まさかあの爽やかくんが私の後ろの席なんて。
おかげで女子からの視線が背中に突き刺さる。
まぁ"あおみね"と"いのした"だから仕方ないのかな。
「よし、係決めるぞー」
ホームルームが始まって、早速係決めとなった。
「まず、ルーム長をやってくれる人いるか?」
「はい、僕やります」
背中の方から声が聞こえた。あぁ、井下くんか。
「じゃあ女子だが…」
私やります!あたしがやる!と、次々に女子が手をあげていく。井下くん目当てだな。
先生もどうしたらいいかわからなくなっていた。しかし、そんな中…
「私が、責任を持って、務めさせていただきます」
スッと手をあげたのは、クラスの女王様の藤咲ナナミだった。
彼女の一言で、次々に女子たちが手を下ろしていく。
「あれ、みんないいのか?じゃあルーム長は井下と藤咲で」
私たちは60パーセントくらいは同じ中学校からここへ進学している。
だから、中学生の時に女王様だった藤咲さんは、高校でも女王様だろう。
その後私は図書委員に立候補した。で、もう1人の図書委員はっていうと、今日休んでる大倉くんがなった。
「じゃあ図書委員の青峰は、放課後図書室へ行くように。1人だが頑張れよ」
うそ、今日からあるの?
まさかあの爽やかくんが私の後ろの席なんて。
おかげで女子からの視線が背中に突き刺さる。
まぁ"あおみね"と"いのした"だから仕方ないのかな。
「よし、係決めるぞー」
ホームルームが始まって、早速係決めとなった。
「まず、ルーム長をやってくれる人いるか?」
「はい、僕やります」
背中の方から声が聞こえた。あぁ、井下くんか。
「じゃあ女子だが…」
私やります!あたしがやる!と、次々に女子が手をあげていく。井下くん目当てだな。
先生もどうしたらいいかわからなくなっていた。しかし、そんな中…
「私が、責任を持って、務めさせていただきます」
スッと手をあげたのは、クラスの女王様の藤咲ナナミだった。
彼女の一言で、次々に女子たちが手を下ろしていく。
「あれ、みんないいのか?じゃあルーム長は井下と藤咲で」
私たちは60パーセントくらいは同じ中学校からここへ進学している。
だから、中学生の時に女王様だった藤咲さんは、高校でも女王様だろう。
その後私は図書委員に立候補した。で、もう1人の図書委員はっていうと、今日休んでる大倉くんがなった。
「じゃあ図書委員の青峰は、放課後図書室へ行くように。1人だが頑張れよ」
うそ、今日からあるの?



