あの勉強会から数日経ち、ついに明日がテストとなった。


 一方大倉くんはというと、週明けからずっと休んでて、学校に来ていない。


 …この前家に行ったら拒否されたし。


「大丈夫、青峰さんは悪くないよ」


 と、井下くんは毎日私に言ってくれる。…まぁ、私"は"っていうのが少し気になるけど。


「まぁとりあえず明日はテストだからね。一緒に図書室で勉強しようか」


「そうだね、またよろしくお願いします」


 そうして私たちは図書室に向かった。