学校一のチャラ男子には、誰にも言えない秘密がありました。

「めい~、今日放課後空いてる?」

「今日?空いてるよ」

「じゃあ、カラオケ行こうよ。仁に誘われたんだけど、個室に2人っきりとか恥ずかしいから...」

「それなら、佑も誘って4人で行く?」

「人数多いほうが楽しいし、佑も誘うのはいいけど、今日空いてるかな?」

「大丈夫でしょ、佑は。なんなら、この学校の中で1番暇人だと思うよ」

あ、もしかしたら白鳥のほうが暇人かも
そう思ったけど、周りにファンの女の子がいる手前、そんなことは言えない

「佑にメッセージ送っとくよ」

【今日、紗奈ちゃんと仁くんとカラオケ行くんだけど、佑もくる?】

「あ、もう既読ついた」

【いく。集合場所どこ】

「いくって?」

「うん、OKだって」

「集合場所は、正門前…だと目立つから、裏門って伝えて」

さすが紗奈ちゃん、佑が集合場所を聞いたの分かってる

【集合場所は裏門。あんた、目立つから正門に行かないでね】

【了解】