「梅雨、いつ終わるかな?」 身体は火照り、熱を持った頬はまだまだ冷める気配はない。 「天気予報では来週って言ってたっけ」 だけど、と続ける彼。 「俺はまだ終わって欲しくないかな」 一つ、訂正だ。たまには雨も悪くはない。 そう思ってしまう、あたしは多分、相当にチョロくて、相当にサクヤが好きなんだと思う。