まだいると思わなかったから、突然のことに驚き涙が引っ込む。
「ごめん…っ、思ったより時間かかった…。お願いだから、帰らないで…」
必死にそう言う菱川くんは、まだ息が整ってない状態。
「ひ、菱川くんこそ帰ってなかったの…?」
もうてっきり帰ったかと思ってた…。
「千乃置いて帰るわけないでしょ…」
「そ、そっか…ごめん」
「千乃は謝らないで。謝るのは俺の方だよ。千乃を不安にさせて…ほんとにごめん」
「ごめん…っ、思ったより時間かかった…。お願いだから、帰らないで…」
必死にそう言う菱川くんは、まだ息が整ってない状態。
「ひ、菱川くんこそ帰ってなかったの…?」
もうてっきり帰ったかと思ってた…。
「千乃置いて帰るわけないでしょ…」
「そ、そっか…ごめん」
「千乃は謝らないで。謝るのは俺の方だよ。千乃を不安にさせて…ほんとにごめん」



