そのため、ピークの時間とそうでない時間があまりハッキリしない。 今さっきまで夕方にもかかわらず、多くのお客さんが出入りしていた。 もう少しで休憩時間かと思い時計を見るため後ろを振り返ったとき、カランカランとお店に入店した合図であるベルが鳴り慌てて正面を向くと、驚くべき人物が目に入った。 「いらっしゃいま…って、え…」 「あれ、河合さん…だよね?バイトしてたんだ」