あたしとさよりはテレビを見ている。
明日からは学校。

宿題を少しずつ片付けている。

体調は優れたものとは言えない。予断を許さない、ということだ。

あたしは良一さんの帰りを待つ。

「ただいま」

良一さんだ。

母親が席を立つ。

あたしはピンクのブラウスに短パン姿。
ちょっと待ってね。

着替えた。

「驚いた。美穂みたいだ」
「へへ」

あたしは微笑む。

さよりさんが料理を用意する。