だから、尽くしたい気持ちに重さがあるなんて知らなかった。 普通だと思っていたから……。 「それ、気持ちが重いってより受け取る側の容量の問題だろ。少なくとも俺は、有咲がしてくれたこと嬉しかったよ」 「……っ」 なんで……瞬なんだろう……。 欲しい言葉をくれる。 無駄じゃないって肯定してくれる。 どうしてそれが、瞬なんだろう……。 思わず下唇を噛みしめて、泣きそうになるのを痛みで抑えた私。 心は、渦を巻くみたいに乱れていた。