「有咲。食べ終わったらラウンジに集合な」
そう言いながら隣の席に座る瞬。
「どうして?」
「肝試しのくじ引き作るの忘れてたらしくて、作ってほしいって先生から頼まれたんだ。学級委員だから」
「……わかった」
それも学級委員の仕事ですか?
……仕事ですね、はい。
「ところで、取りに行かねぇの?」
「空くのを待ってるの」
「なるほど。頭いいね」
「私じゃなくて優雨ちゃんがね」
ちらっと優雨ちゃんを見ると、物珍しそうな顔で私たちを見ていた。
……?
その顔が何を考えているのかはわからない。
ただ、飛んできたのは……。
「ねぇ。2人って付き合ってるの?」
唐突な質問。
「仲良いよね」
「あ、バレた?」
そんでもって、この男は否定しないし!
「付き合ってないからっ!否定してよ」
「なんで?付き合ってはないけど、仲は良いと思うよ?」
いやいやいや、何言ってんの?
「仲良くない!」



