倣うのはみんなにではなく、優雨ちゃんにだったかぁ。
こういう冷静なところがかっこいいなと思う。見習おう…!
私は座り直した。
「私も空いてから行こうかな」
他人に合わせてる時点で、かっこよくはなれないぞ!
というツッコミは遠慮願います。
「その代わり、食べたい物がなくなっても自己責任だよ」
「もちろん!」
食べたい物が決まってるなら無くならないうちに取りに行くけど……。
何があるのかじっくり見ながら選びたいから、そのくらいの自己責任は負います。
空くまで優雨ちゃんと喋りながら待つことにした。
話すことといえば、1年生のとき何組だったの?とか、部活は入ってる?とか初歩的なこと。
ちゃんと話したのがグループワークのときが初めてだったからね、しょうがない。
他愛のない話をしていると、隣に人が戻ってきた。
いや、違う。
戻ってきたんじゃなくて、やって来た。……瞬が。



