朝、キスして。


倣うのはみんなにではなく、優雨ちゃんにだったかぁ。

こういう冷静なところがかっこいいなと思う。見習おう…!


私は座り直した。


「私も空いてから行こうかな」


他人に合わせてる時点で、かっこよくはなれないぞ!

というツッコミは遠慮願います。


「その代わり、食べたい物がなくなっても自己責任だよ」

「もちろん!」


食べたい物が決まってるなら無くならないうちに取りに行くけど……。

何があるのかじっくり見ながら選びたいから、そのくらいの自己責任は負います。


空くまで優雨ちゃんと喋りながら待つことにした。


話すことといえば、1年生のとき何組だったの?とか、部活は入ってる?とか初歩的なこと。

ちゃんと話したのがグループワークのときが初めてだったからね、しょうがない。


他愛のない話をしていると、隣に人が戻ってきた。


いや、違う。

戻ってきたんじゃなくて、やって来た。……瞬が。