君色の空

「蓮…っ…蓮~……うわぁぁぁっ…」
麗香は入ってくるなり俺に抱きついてそう言った。


「麗香…何でや…何でそこまでして…


あの男の傍におるんや……


俺やったら……絶対麗香を悲しませたりせぇへんのに。」

「だ……って…蓮は私の事嫌いだと思って…ったから…」


「嫌いなわけないやろ・・・」