そしてしばらく彼と話していくに連れて…


こんな質問をされた…



「なぁ?もしかしてさっきゆうてた「千秋」って男…俺とそっくりの姿してへんかったか?」


「そうです…。……千秋は…私の最愛の人だったんです…


去年の今日までは…。…今でも本当に好きで…大好きで…」


「そうやったんか…。
俺な?千秋の双子の兄貴やねん…でも俺は…あいつを…」


そこで話は止まった…


彼が千秋の双子だろうと…見当はついていた。


ドッペルゲンガーじゃあるまいし…


そんなそっくりの人が双子じゃなかったらそっちの方がびっくりだよ。