例え私が消えたとしても俺は君の隣にいると誓う

冬弥くんは私にはもったいないくらいの人。

ただの幼なじみだったころは、冬弥くんの彼女になりたいと強く願っていたけれど。


今は……。

私の存在で冬弥くんを苦しませてしまっている気がする。


涙が止まらない。

こんなにも感情的に泣けるのは、この部屋が私を包み込んでくれているような気がしたから。

先生が私の言葉を否定せず、ちゃんと聞いてくれるのが伝わるから。



「私は、どうしたらいいんでしょうか……」



そんなことを聞いても意味がないと思う反面。

他人である先生ならなんでも話せる気がした。



「もう、考えることも、生きることも辛いです……」