例え私が消えたとしても俺は君の隣にいると誓う

「私も。冬弥くんが好き……。だから、付き合ってください」

「うん。よろこんで」



冬弥くんの手が頬へと移る。

私の頬を包み込む。

ゆっくりと近づく顔。

私はそっと目を閉じた。


唇が触れる。

ドキドキと心臓が鳴る。

全身がしびれるような感覚。

感じたことのない初めての気持ち。


私は、冬弥くんが好き。

その気持ちが伝わってほしい……。


私は抱きしめてくれる冬弥くんの背中に手をまわした……。