例え私が消えたとしても俺は君の隣にいると誓う

苦しい。

冬弥くんの手が離れていく。

余計苦しくなる。


隣には冬弥くんがいて。

その先には美波ちゃんと湊くんがいて。

私はひとりじゃないのに。

独りぼっちになってしまった気分だった。