将棋界では考えられない快挙だ。確実に、若者にも将棋が認知されつつある。

 祖父の将棋教室も問い合わせが増え、嬉しい悲鳴をあげている。地味なイメージの将棋業界の活性化は、長年の課題だったのだ。

 若い世代から実力ある者が次々と現れ競い合うのが理想だ。


 将棋界が注目される中、匠には最近気になることが…

 私生活で、視線を感じるのだ。

 以前から有名人の匠は、見られる事には慣れている。だが、ファンの視線ではない気がする。

 中には、プライベートの時間だとわかっていても握手や写真を求められる事はある。単に匠の容姿に惹かれたアイドル的な感覚のファンだ。

 将棋に関係している時間は対応しているが、プライベートではお断りする。それは、連盟の方で注意喚起してくれている。