「美羽ごめん。俺が全く女性に興味を示さないから、ずっと心配されてたんだ。だから、美羽を見て驚きと喜びが爆発したんだな。もう少ししてから紹介するつもりが、突然タイミングよく現れて」
「私も美羽ちゃんとお話したいわ。あなた達夕食食べたの?」
「今どうしようか話してた所」
「ちょうど良かった。たくさん作って来たの。匠がいなかったら冷蔵庫に入れて帰ろうと思ってたから、一緒に食べましょう」
「えっ、母さんは帰ったら……」
「嫌よ。美羽ちゃん、私も一緒にいい?」
「もちろんです」
「……」
せっかくのふたりの時間を邪魔され不貞腐れる匠と、息子の初めての彼女に大興奮の母親と、母親に歓迎されて安堵する美羽の不思議な食事会になった。
「私も美羽ちゃんとお話したいわ。あなた達夕食食べたの?」
「今どうしようか話してた所」
「ちょうど良かった。たくさん作って来たの。匠がいなかったら冷蔵庫に入れて帰ろうと思ってたから、一緒に食べましょう」
「えっ、母さんは帰ったら……」
「嫌よ。美羽ちゃん、私も一緒にいい?」
「もちろんです」
「……」
せっかくのふたりの時間を邪魔され不貞腐れる匠と、息子の初めての彼女に大興奮の母親と、母親に歓迎されて安堵する美羽の不思議な食事会になった。



