千隼さんに変わってからも会社の業績はどんどん上がって、ますます忙しくなってるけど、それでも相変わらず私には優しい。


何年、何十年経っても…


あの人はきっと変わることは無いんだろう。


私を抱きしめる時だって、若い頃のまま…


いつだってエネルギッシュでたくましい。


おかげで私は…ずっとずっと女性として輝いていられる。


ううん、輝かせてもらってるんだ。


『ねえ、千隼さん。私のこと好き?』


『当たり前だろ?好きだよ。里桜は?』


『…』


『即答して欲しいな、そこは』


『大好きです。憧れだった千隼先生のこと、私は今でもずっとずっと大好き』


『愛してる、里桜』


『ありがとう…私に出会ってくれて、千隼先生』


LUNA BLU。


ブルームーンの「奇跡」は、あの日からまだまだずっと続いてる。


毎日毎日が「奇跡」の連続で…


私達家族を繋いでくれてるんだ。


そして、これからもそれは、永遠に続いてく…