「内緒にしておいてあげるね。」



ドックン・・・


ドックン・・・


やばい・・・聞こえるだろ・・・静まれ・・・



「ねえ、聞いてる?」



「え?あ、う、う、うん。」



彼女は、僕のとなりに座って足をブランブランさせて鼻歌を歌い出した。



膝までの薄い水色のシフォンスカートから出た足は、やたら細くて白い。



例えて言うなら、幽霊のような…?



「…寒くないの?」



それに、彼女はこの季節に半袖を着ていた。



とても不自然だ。。。