八千代くんのものになるまで、15秒



「……なに、そのホッとしたような顔は」




さっきまで何か深刻そうに思い悩んでいたのに。




「は?別に、何とも思ってないけど」

「……そう?なんか、今日あんた変」

「はぁー?変じゃねぇし……さっさと推しのところ行ってこいよ」




言われなくても行きますよーだ。




「じゃ、またね瑛士」

「おー」





あからさまに安心したような顔してたのに。

やっぱり、今日の瑛士はどこか変だ。