八千代くんのものになるまで、15秒



うぐ、それは私も想像できちゃうけど……!



「でも、良かったね。日向さんとか、他の子も八千代のこと狙ってたし」
「うん……少し、罪悪感はあるけど……」

「何言ってんの。恋愛ってタイミングだからしょうがないわよ」



「蓮は堂々としてればいいだけ。教室戻ろ」と、肩をポンと叩いた梢に頷いて、一緒にトイレから出る。



「……そうだ、あんたの幼なじみにはもう報告したの?」
「あ、そういえばまだだった」



梢に一番に報告したくて、瑛士のことを忘れてた。



「早くした方がいーんじゃない?あんた達、いつも一緒に登下校してるし」
「そうだけど……それ、何か関係ある?」

「っばか、彼氏出来たんならたとえ幼なじみでも他の男と一緒に登下校しないでしょう!」