冬物語



あたしは、公園を後にした。


トボトボ暗い道を1人で歩く。


いつもなら、迪と肉まんを食べて帰る道。


すごく切ない。寂しい。
やっぱり迪がいなきゃ…やだよ…。


そんな思いを抱えたまま顔を俯かせたまま歩いた。


今、この帰り道は嫌い。