「春輝君、好きです!付き合ってください!」
翌日、そろそろ帰ろうと教室を出た時、隣の教室から話し声が聞こえたので慌てて立ち止まり、耳をそば立てる。
(春輝君は何て答えるんだろう)
ドキドキしながら春輝君の声が聞こえるのを待つ。
「ごめん!俺、好きな人がいるんだ」
とりあえず、自分にもチャンスがあるんだと安心したのも束の間、その安心はすぐに崩れ去った。
「好きな人って、天宮さん?」
「ううん、夏じゃない。夏は妹みたいなものだし。部活に好きな先輩がいるんだ」
翌日、そろそろ帰ろうと教室を出た時、隣の教室から話し声が聞こえたので慌てて立ち止まり、耳をそば立てる。
(春輝君は何て答えるんだろう)
ドキドキしながら春輝君の声が聞こえるのを待つ。
「ごめん!俺、好きな人がいるんだ」
とりあえず、自分にもチャンスがあるんだと安心したのも束の間、その安心はすぐに崩れ去った。
「好きな人って、天宮さん?」
「ううん、夏じゃない。夏は妹みたいなものだし。部活に好きな先輩がいるんだ」



