美麗side ーーーーーーーーーーーーーーー 10月31日。 今日でテストが終わった。 「美麗ちゃん!テストどうでした?」 「やれる事はやったって感じかな〜。」 これで合田くんに負けてバカにされても仕方ないって感じ。 「俺に勝ててるのか見物ですね?」 突然、私たちの後ろからそう声がした。 「これで負けてたら、合田くんに何と言われても構いません。」 「クス。何で敬語なんですか?」 「なんとなく?」 今からでもバカにしてるように、合田くんはクスクス笑った。