「煌くんは嘘なんてつかない!」


まぁ、私にも少しは責任というか。


応援したから元気が沸いちゃったってやつなんだけど。



「それに、それまで前を引っ張ってた煌くんに、勝ててないのに。風よけに使ってたくせに!1回風よけに使われたくらいで何?ネチネチ!」


これだから、この男は!!


「美麗先輩!それは言い過ぎです。」

「だって!」

「野々村先輩、すみませんでした。美麗先輩の言う通り、限界で先輩の練習にならなかったらって考えての言葉だったんです。」


煌くんが謝ることじゃないのに。