私(俺)の不器用な愛情表現




「俺もですよ。」


そう言った煌くんの目は、愛おしそうだった。



まるで、愛おしくて仕方ない。と言っているような。



そんな目だった。


「どこにいても。先輩に気づいちゃうくらい。あ、3日も気づいちゃいましたし!」

「あー、それはうちも!」


目が合ったもんね。



「先輩。次は逃げないでくださいね。どんな先輩でも俺は受け止めるんで。」


そうだったね。


煌くんは私の味方。



「うん!でも、忘れないで。うちだって煌くんの味方だから。きっと、何があっても。煌くんの事を信じてるから。」