「頑張ってね!」 「ありがとうございます。」 そう言って少し礼すると私はアップに取り掛かった。 ***** 2.5kmがスタートする時間になり、見ると。 煌くんが凄いスピードで飛び出した。 でも、私はそんな速く走って大丈夫なのか?とは思わなかった。 それは、タイムリープする前の時も。 この1年で煌くんは、強豪校の人達に勝てるように練習をしてきたはずだから。と。 私は煌くんなら優勝するって疑わなかったの。