あなたの背中を追いかけるのなんて、慣れっこだから。



「大丈夫。追いかけるのは慣れてるから。煌くんは好きなように前を突き進んで?いつか、隣に並んで一緒に突き進めるようになるからさ!」

「クス。ありがとうございます。…分かってますよ。先輩は何処までも追いかけてくれるって。」

「うん。だから、安心して?」

「はい。…でも、本当は俺の方が先輩を追いかけてるんですけどね。」


え?どういうこと??


「そこまで分かってて、なんで分からないんですか!」

「そう言われましても。」

「じゃあ、2年後まで考えててください。」


教えてくれない限り、嫌でもそうなるよね。