ずっと煌くんに相応しくない。
そう思ってた。
でも、ちゃんと私は隣に並べるようになっていたんだね。
だから、煌くんの応援が聞こえたのかな?
ちゃんとお互いにお互いしか見えなくなってて、唯一の味方になってた。
それに私は気づいていなかった。
もう、一緒にいても煌くんを苦しめたり辛くさせたりしなかったのに。
離れる方が、不幸にさせるのに気づいていなかったの。
「俺が、もし。全国に行ったら、先輩は俺をどう思いますか?」
「正直、別世界の人に思えるかな。…でも、隣に並べるように。同じ景色を見れるように。煌くんの視界に入れるように、頑張るよ。」

