「そんな事ないですよ。」 「ありますー!」 だって、頑張って!って直接言っただけで。 煌くんはね? 1位になって。 次の大会では自己ベスト。 その次は自己ベストと1位。 そして、アンカーで区間賞とったのに。 興味無さそうにさ? 「多分、それ俺です。」 とか言って私の隣に座った奴だよ? その前の大会では、1位になってあんなに喜んでたのに! いや、私が悪いのか? 「先輩が悪かったんじゃないですか?」 そう言った煌くんは意地悪な顔をしていた。 まるで、私の考えてることが分かってるように。