「…同じことをする。」
「クス。知ってます。」
そう言った彼は、分かってますよ。俺は!と言いたげだ。
忘れて欲しい。
それは、私のためにそう思ってくれたのだろう。
そして、結婚したかの確認をやっぱり止めたのは。
私が選ぶ相手を間違えたと。思わないように。
あなたはずっと私を思い続ける覚悟だったんだね。
「ほんと、煌くんは強いね。」
自分の弱さが嫌になる。
私はあなたがいなくなって、苦しくて辛くて。
会えないかもなんて柄になくネガティブになって、他の人と結婚した。
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