「でも、煌くんって凄いよね。」
「?」
「だって、1本目3分5で、2本目2分55だよ??」
「普通ですよ。」
「世間からしたら、そんなのちっぽけかもしれないけど、うちからしたら。凄いことなの!」
前の時に当然じゃないって友達に教えてもらったから。
「うちにとって、煌くんはね?ずっとずっと追いつけない存在で。オリンピック選手や有名な凄い選手何かよりも凄い人なの。」
「何か俺じゃないみたいです。」
「ううん、煌くんだよ。」
なんで、私はこんなにもあなたをすごい人だと思うのか。
きっとね、もしかしたら。
私がそばに居てあなたの味方にずっとなっていたら。
とんでもない陸上選手になるんじゃ。って最近思うの。

