私(俺)の不器用な愛情表現




暫くして、私はアンカーが乗るバスに乗った。




それから、音楽を聴きながらアップをしてた。



着替えて、後はチームの人が走ってくるのを待つだけって時に、


「おー!犬飼!」

「お久しぶりです!」


小6の時の担任の先生に声をかけられた。



この先生に私は最後、声をかけられたんだ。


『犬飼には陸上の素質を凄い感じる。是非、陸上部に入ってもらいたい!』


そう言ってくれたのだ。


本当に良い先生だったと思う。