私(俺)の不器用な愛情表現




ずっと私じゃないって思ってた。



だから、高校も離れて私の事なんて直ぐに好きじゃなくなると思ってた。



なのに、ある日。


「合田、この前告白されたらしいで?」

「あー、知ってる!可愛い子だったらしいじゃん。誰だっけ?秋ちゃんだったっけ?」

「そうそう!でも、振ったらしいで。」

「なんで?」

「好きな人がおるとかなんとか。」


その時に、何でまだ私の事なんか思ってるの!


早く忘れて。



もっとあなたには相応しい人がいるんだよ。


って、嬉しい反面そう思った。



直ぐに私の事なんて好きじゃなくなると思ってたのに。


あなたはそうじゃなかった。