妙に所帯染みてるから、生活の役に立つ物を……なんて考えてしまうけど、本当に欲しい物ってなんだろう。
そりゃあさ、空とこの先ずっと一緒に暮らして、時期が来たら素敵な彼氏と結婚するっていうのが望みだろうけど、それは無理なんだよ。
重く考えずに、中学生の女の子に贈る誕生日プレゼントを考えれば良いのかな。
「早春は何を買うつもりなんだ? 去年の誕生日に何か欲しかった物はあるか?」
私が中学三年の誕生日に欲しかった物は……なんだろう?
あの時、一番欲しかったのは確か……。
「泊まるとこかな」
「……聞いた俺がバカだったよ。早春は普通とは違うもんな」
「だってさ……」
私が欲しい物を挙げたら沢山あるよ?
アイライナーにコンシーラーに……靴とかバッグ、服にピアスに挙げ出したらキリがない。
でも、どれも私が夢ちゃんに贈りたい物とは違う。
私からの、想いを込めたプレゼントは……。
「先にさ、空から買いに行こうよ。私はまだ決まらないからさ」
「そうか。じゃあちょっと歩くか。実は俺はもう、決めてるんだ」
「さすがはお兄ちゃん。妹が欲しい物はわかってるってことだね。家事は全然手伝わないくせに」
笑いながらそんなやり取りをして私は、空の後について歩いた。
そりゃあさ、空とこの先ずっと一緒に暮らして、時期が来たら素敵な彼氏と結婚するっていうのが望みだろうけど、それは無理なんだよ。
重く考えずに、中学生の女の子に贈る誕生日プレゼントを考えれば良いのかな。
「早春は何を買うつもりなんだ? 去年の誕生日に何か欲しかった物はあるか?」
私が中学三年の誕生日に欲しかった物は……なんだろう?
あの時、一番欲しかったのは確か……。
「泊まるとこかな」
「……聞いた俺がバカだったよ。早春は普通とは違うもんな」
「だってさ……」
私が欲しい物を挙げたら沢山あるよ?
アイライナーにコンシーラーに……靴とかバッグ、服にピアスに挙げ出したらキリがない。
でも、どれも私が夢ちゃんに贈りたい物とは違う。
私からの、想いを込めたプレゼントは……。
「先にさ、空から買いに行こうよ。私はまだ決まらないからさ」
「そうか。じゃあちょっと歩くか。実は俺はもう、決めてるんだ」
「さすがはお兄ちゃん。妹が欲しい物はわかってるってことだね。家事は全然手伝わないくせに」
笑いながらそんなやり取りをして私は、空の後について歩いた。



