世界で1人、私は私を隠した。


『んっ、』




私は頑張って声を殺そうとしているけど男は容赦なく攻めてくる


声を出せと言わんばかりに



恥ずかしさと気持ちよさで私の気は狂いそうだった




『もっ、やめて……』



私がそう言うと男は私から手をスルりと抜いた




『えっ、?』



私のやめて、と言うのはきっと行為を終わりたかったんじゃない……

焦らさないでという意味だったと思う



「なに?やめて欲しかったんじゃないの?」



『……』




本当は違うのに、だけど初めて会う男に言っていいものだろうかと思い、私は何も言えなかった



「素直に言えばいいのに」



『……やめ……ない』



「ん?何。大きな声でもっかい」



『や、やめて欲しくない……///』



「よく言えました。やれば出来るじゃん」



男はまた私の中へと手を入れた


そしてさっき触ってくれなかった気持ちいい所もしてくれた



だけど男はわざといやらしい音を立ててきた


この部屋に響くのはいやらしいクチャクチャという音だけ



私はますます顔が赤くなってきた



それに思い返せばさっきの大胆な発言はやばいと思う




『ひゃっ、あっ///』



「何考えてんだよ。集中しろ」



『……///』



男はまたグッと攻めてきて私はもう絶頂にまで達しそうだった




「まだ」



『えっ』




男は私が絶頂に達するギリギリで手を止めた


私がイくのを阻止するかのように



すると男はまた私の中で手を掻き回した



またイきそうだった



だけど男はまた止めた




『あ、あのっ……///』



「なに?」



『と、と、止めないで///』



「イきたいの?」