「あ?なんだよ!」
あ、やばい普段滅多に笑わない先輩が笑ってたのが嬉しすぎて見つめすぎた
「えっ、いやあの、なんでもない……です」
「なんか言いたいことあるなら言ってみろよ!怒らねえから」
"普段笑ってるところを見ない先輩が珍しく、笑ってたの嬉しすぎてみつめてました"なんて言える訳でもなくて
「言わねえと、今すぐここでキスする」
はっ?き、き、きすぅぅぅ!?
昨日会ったばかりの先輩なのに!?
「で、でも……。」
「はやくっ!」
戸惑ってると先輩の顔はもう目の前に。
顔を動かしたら、唇と唇がくっつきそうに
このままだと本当にキスされちゃう
「わ、分かりました言いますね
え、えっとセンパイが……」
って言おうとしたら、突然、屋上の扉が
バァーーーーンって大きな音をたてて、開いた
「ゆうーーーやーーーー!!」