優弥くんの家、大きい

私が呆然としていると

私の腕を引いて

「まぁ、自分の家だと思ってゆっくりしていって」

「分かりました」

「あ、それと今日から敬語も禁止な」

あ、出会ってからずっと敬語だ

「分かった」

家の中も結構広い

「俺の部屋は階段登って右な」

って言われた通り階段を登っていくと

あ、ここかな

心を落ち着かせて

コンコンコン

「お、お邪魔しまーす」