さようなら

その日も普通に彼と話してた。そんな普通の日に話してたのが「田舎と都会だったらどっちが好きか」だった。まさか彼が消えたいだなんて考えてると思ってなかった。だって彼は人気者で、色んな人から慕われてる。先輩にも、後輩にも、先生にも。
「どうしてそう考えるの?」と聞いたら彼は、
「分からない。分からないけど、きっとずっと心のどこかが苦しかったんだ。」そうポツリと小さい声で言った。